特別失踪による失踪宣告の場合

通常相続というのは、病死の場合は死亡診断書を医師に作成してもらったり、事故死の場合は死体検案書を提出するなどして死亡が認定されると行われます。
しかし死んでいるのか生きているのかわからない行方不明の場合には、そのままでは相続することができません。
そういった場合には家庭裁判所に申し出て失踪宣告の審判を受ける必要があります。
申し立てると家庭裁判所の掲示板と官報に公示され、申し出る者がいなければ数カ月から1年ほどで確定されることになり、各種手続きを行うことで正式に失踪宣告されます。
失踪宣告がなされると死亡したものとみなされます。
この失踪宣告を受ける行方不明者ですが、大きく二つに分けることができます。一つは自らの意思で家を出ていったなど連絡が取れずどこにいるのかわからないといった普通の失踪の場合と、船や飛行機の事故や震災などの災害によって行方不明になってしまう場合です。
前者を普通失踪というのですが、この場合は7年以上生死がわからない状態が必要です。後者の災害等で行方がわからない場合を特別失踪といい、危難や災難が去った時点から1年間の期間が必要になります。
死亡したものとみなされると相続が開始されます。ただし失踪者が生きているのがわかった場合には相続はなかったことになります。

Filed under: 未分類 — あめちゃん 3:44 PM